3敗目を喫したマリナーズの「キング」ヘルナンデスが地元紙に明かす
6日(日本時間7日)の敵地マリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、今季3勝目(1敗)を挙げたエンゼルスの大谷翔平投手。打者としても打率.339、4本塁打、14打点と結果を残し、投打で大活躍しているが、6日に投げ合ったマリナーズのエース右腕「キング」こと、フェリックス・ヘルナンデス投手も二刀流を「大いに印象的」と称賛している。地元紙「シアトル・タイムズ」が報じている。
セーフコ・フィールドのマウンドに初めて上がり、ブーイングの敵地ファンを快投で黙らせた大谷。この試合は全米注目のエース対決だった。
相手は2010年のサイ・ヤング賞右腕ヘルナンデス。「キング」の異名で知られる実力者は、0-2でリードされた6回2死の場面でヤングを空振り三振に打ち取ったはずが、振り逃げで走者を出してしまう。続くリベラに適時二塁打を浴び、キンズラーに四球を出した時点で中継ぎのブラッドフォードにマウンドを譲った。
ブラッドフォードがトラウトに3ラン弾を浴びたため、失点は「5」に。大谷に投げ負ける形で今季3敗目を喫した。メジャーを代表する右腕は試合後、二刀流のスーパースターについて、こう話したという。
「オレだってリトルリーグでは(二刀流を)やっていたんだ。いや、冗談だよ。彼は大いに印象的だった」
記事でも「ヘルナンデスも試合後、オオタニの多才さに驚嘆した人々の1人だった。59打数で8本の長打を放ち、26回1/3で32奪三振を記録しているのだ」と大谷の投打の躍動を伝えている。
メジャーを代表する右腕も潔く認める大谷の実力。二刀流のセンセーションはメジャーを震撼させている。
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