【ファーム】オリックスが8投手リレーで完封! 元謙太が貴重な2点タイムリーを放つ

パ・リーグ インサイト

2021.6.24(木) 16:24

オリックス・バファローズ 元謙太(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 元謙太(C)パーソル パ・リーグTV

 6月24日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第14回戦はオリックスが5対0で完封勝利を収めた。

 オリックスの先発は鈴木優投手。初回から2奪三振を記録するなど、2回1安打1四球4奪三振無失点の好投でマウンドを後にした。3回以降は、飯田優也投手、松山真之投手、神戸文也投手と1イニングずつ小刻みに継投して、広島打線を5回まで無失点に抑える。

 一方の打線は、3回まで広島の先発・野村祐輔投手からなかなかチャンスをつくれない。しかし4回裏、先頭の2番・宜保翔が二塁打で出塁すると、3番・太田椋選手の内野ゴロの間に3塁へ進塁、ここで4番・頓宮裕真選手が犠飛を放ち先制に成功した。

 オリックス投手陣は6回表を中田惟斗投手、7回表を海田智行投手が無失点に抑えて打線の援護を待つ。すると7回裏、1死1、3塁のチャンスで7番・西村凌選手が適時打を放ち1点を追加。さらに代打・元謙太選手から2点適時二塁打が飛び出し、4対0とリードを広げた。

 8回裏には、1死2、3塁から5番・大下誠一郎選手の打球が相手失策を誘い5点目を挙げると、9回表は吉田凌投手が無失点で締めて試合終了。オリックスは8人の投手が広島打線を1安打に抑えて完封。打線は頓宮選手の犠飛で先制すると、元選手が貴重な2点適時二塁打を放って試合を決めた。なお、8回裏に代打で出場した古長拓選手が公式戦初安打を記録している。

  123456789 計
広 000000000 0
オ 00010031X 5

広 ●野村祐輔-ケムナ誠-一岡竜司-中田廉
オ 鈴木優-飯田優也-○松山真之-神戸文也-中田惟斗-海田智行-吉田一将-吉田凌

文・木村圭

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