6月16日、マツダスタジアムで行われた広島と北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦 2021」第3回戦は、8対1で北海道日本ハムが勝利。交流戦全日程を7勝11敗で終えた。
北海道日本ハムの先発・伊藤大海投手は、初回を3者凡退に抑えると、4回まで広島打線を2安打に抑える好投を披露。一方の打線も3回表、広島の先発・九里亜蓮投手から石川亮選手と淺間大基選手の安打などで2死1、2塁とする。この先制の好機に3番・近藤健介選手が適時打、続く4番・王柏融選手も適時内野安打を放ち2点を奪取した。
伊藤投手は5回裏に失策も絡んで1点を失ったが、ミスを取り返すように打線も6回表に石川選手のスクイズなどで2点を追加する。リードを広げた6回裏は伊藤投手がきっちりと3人で終え、6回4安打2四球8奪三振1失点(自責点0)で降板。7回表にも王選手、渡邉選手、石川選手の適時打で4点を加え、終盤は継投策へ。
7点の大量リードを受け登板したリリーフ陣は河野竜生投手、井口和朋投手と危なげなくつなぎ、9回裏は秋吉亮投手が締めて8対1で試合終了。北海道日本ハムは先発の伊藤投手が6回1失点(自責点0)の好投で今季4勝目。交流戦の成績を3試合で3勝、防御率0.90として、トップタイに浮上した。打線は王選手が2安打3打点、石川選手が2安打2打点の活躍。チーム全体で11安打8得点を挙げた。
123456789 計
日 002002400 8
広 000010000 1
日 ○伊藤大海-河野竜生-井口和朋-秋吉亮
広 ●九里亜蓮-コルニエル-中田廉-菊池保則-高橋樹也-島内颯太郎
文・丹羽海凪
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