6月6日、マツダスタジアムで行われた広島と楽天の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第3回戦は、6対4で楽天が勝利を収め、5連勝を飾った。
楽天は4回表、4番・島内宏明選手と5番・岡島豪郎選手の連打で無死1、2塁の好機を得ると、6番・茂木栄五郎選手の適時二塁打で先制。さらに1番・小深田大翔選手の適時打などで2点を加え、3点のリードを得る。先制打を放った茂木選手は「最近チャンスであまり打てていなかったので、ようやくいい場面でしっかり打てました。早川がずっといいピッチングをしてくれていてなんとか援護をしてあげたいと思っていたので、先に点を取ることができてよかったです」と振り返った。
楽天の先発・早川隆久投手は、初回から冷静な投球で広島打線に付け入る隙を与えず、5回まで無失点に抑える。しかし6回裏、2死2、3塁としたところで6番・林晃汰選手に適時打を許し、1点を献上したところで降板。後を受けた安樂智大投手は7番・クロン選手の適時打で1点を失うも、なんとか切り抜け、リードは譲らなかった。
すると直後の7回表、先頭・島内宏明選手の安打などで1死1塁としたところで、6番・茂木栄五郎選手に9号2ランが生まれ、スコアを5対2とする。続く7回裏は、酒居知史投手が無失点でつなぐと、8回表に4番・島内選手の適時二塁打で1点を追加。4点リードで迎えた8回裏は、4番手・ブセニッツ投手が連打で走者を背負い、クロン選手の適時打などで2点を失うが、最終9回裏は守護神・松井裕樹投手が危なげない投球で締めて試合終了。
6対4で勝利した楽天は、先発・早川隆久投手が6回途中92球7安打無四死球2失点の粘りの投球でリーグトップの7勝目を挙げた。早川投手は降板後、「なんとかゲームメイクはできました。試合が終わったら、もう一度バッテリーでコミュニケーションを取って、今後の登板につなげたいと思います」と次回登板への意気込みも語った。また、打線は小深田選手、鈴木大地選手、島内選手、岡島選手、茂木選手がマルチ安打などチーム15安打を記録した。
123456789 計
楽 000300210 6
広 000002020 4
楽 ○早川隆久-安樂智大-酒居知史-ブセニッツ-S松井裕樹
広 ●高橋昂也-コルニエル-高橋樹也-中田廉-菊池保則-塹江敦哉
文・後藤万結子
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