6月5日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦 2021」第2回戦は、9対11で千葉ロッテが敗戦。
千葉ロッテは初回、先発・美馬学投手が二塁打などからいきなり1死3塁のピンチを迎えると、佐野恵太選手の適時二塁打で先制点を許してしまう。直後の2回表には、佐藤都志也選手の犠飛で同点に追い付いたものの、2回裏にはソト選手の10号ソロを浴び、再びリードを奪われた。
勝ち越しを許した千葉ロッテは3回表、中村奨吾選手の安打などから2死1、2塁の好機を得ると、角中勝也選手が適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。しかし3回裏に、宮崎敏郎選手の適時打で再び勝ち越しを許すと、4回裏には伊藤光選手と佐野選手の適時打、オースティンの10号2ランで、大きくリードを広げられた。
5回裏も続投した美馬投手は、大和選手の適時二塁打、楠本泰史選手の1号2ランでさらに失点を重ねて、この回を投げ切ったところで降板となった。9点差とされた打線は6回表、佐藤選手の適時二塁打などで3点を返すと、8回表にも安田尚憲選手の適時二塁打で2点を追加して4点差まで詰め寄る。さらに、9回表には加藤翔平選手に1号2ランが生まれるなど終盤まで追い上げを見せたが、リードを奪いきれず。9対11で試合終了。
敗れた千葉ロッテは先発・美馬投手が5回13安打2奪三振2四球11失点の内容。毎回失点と大きく崩れて今季3敗目を喫した。追い上げを見せた打線では、佐藤選手が2打点をマークし、連日の活躍を見せた。また、本日昇格した成田翔投手が7回裏に登板し、1イニングを無失点で抑える投球を披露している。
123456789 計
ロ 011003022 9
デ 11153000X 11
ロ ●美馬学-中村稔弥-成田翔-フローレス
デ ○濱口遥大-国吉佑樹-砂田毅樹-石田健大-エスコバー-S三嶋一輝
文・和田信
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