好リリーフの佐々木千隼が今季初勝利! オリックスはヒギンスが制球定まらず逆転負け

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2021.4.18(日) 16:49

千葉ロッテマリーンズ・佐々木千隼投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・佐々木千隼投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月18日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第6回戦は、3対2で千葉ロッテが勝利。9回、岡大海選手の同点打からの逆転劇で勝利をもぎ取った。

 千葉ロッテの先発・鈴木昭汰投手は立ち上がり、制球に苦しみながらも無失点で切り抜ける。すると3回表、好投を見せていたオリックスの先発・宮城大弥投手から1番・荻野貴司選手の安打と盗塁で2死2塁とすると、続くマーティン選手が適時二塁打を放ち1点の先制に成功する。
 
 先制した千葉ロッテだったが4回裏、杉本裕太郎選手に適時打を放たれ、試合は振り出しに。さらに6回裏、2死から安達了一選手の安打、続く4番・ジョーンズ選手の適時打で2対1と勝ち越しを許す。しかし7回裏から後を継いだ東條大樹投手が無失点に抑えると、8回裏は佐々木千隼投手が3者凡退に締め、守備からリズムを作る。

 すると打線は1点を追いかける9回表、オリックスの4番手・ヒギンス投手から連続四球と犠打などで2死2、3塁の好機を作ると、続く岡大海選手が適時内野安打を放ち試合は再び振り出しに。さらに四球で満塁の好機を迎え、マーティン選手が押し出しの四球を選び、3対2と千葉ロッテが土壇場で逆転に成功した。最終回は守護神・益田直也投手が2三振を奪うなど3人で終えて、3対2で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、9回表の好機を逃さず、見事な逆転勝利で今カード勝ち越しを決めた。先発・鈴木投手は6回5安打2四死球3奪三振2失点と好投も勝ち負け付かず。3番手で登板した佐々木千投手に今季初白星が付いた。一方敗れたオリックスは、9回のヒギンス投手が誤算。制球が定まらず1安打4四球で逆転を許す悔しいゲームとなった。チームはこれで引き分けを挟んで今季初の4連敗を喫した。

  123456789 計
ロ 001000002 3
オ 000101000 2

ロ 鈴木昭汰-東條大樹-○佐々木千隼-S益田直也
オ 宮城大弥-比嘉幹貴-富山凌雅-●ヒギンス-能見篤史

文・山本理絵

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