楽天・岸に完封負けに「何とか次はしっかりやります」
北海道日本ハムは2日、本拠地での楽天戦に0-1で敗れ、3連敗で3位に転落した。「6番・DH」でプロデビューをしたドラフト1位・清宮幸太郎内野手が第1打席にプロ初安打となる二塁打を放ったが、打線は楽天・岸から計3安打しか打てず完封負けした。
栗山英樹監督は、先発して7回4安打1失点と好投した上沢直之投手を高く評価。「丁寧に投げてくれていた。今日の内容で勝てないのはこちらの責任。(岸は)いいピッチャーなので簡単にはいかないですけど、1点も取れないと勝てない。何とか次はしっかりやります」と話した。
清宮の初安打については「一発で仕留めたのは良かった」と評価し、「これから多くの子供たちを含めて野球の世界で夢や感動を与えていくスタートになる。そのスタートにまずはタイミングを取って、結果よりもしっかり振るということをしっかりできた。それも相手が大投手ですから。結果が出たのは自信になると思うし、いよいよ始まったなと思いました」と語った。
ただ、チームは3連敗しただけに指揮官の表情は厳しかった。「今は1つ1つの勝ち負けが大きいので、まずはチームとして勝たないといけない。1日1日を本当に意味のある1日にして、今日が最後の試合なんだという思いでやっていかないと次にはつながっていかないので。そういう風にしてくれると信じてやっていきます」と力を込めた。
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