栗原陵矢の決勝打で福岡ソフトバンクが逆転勝利! 先発・武田翔太は今季初白星

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2021.4.15(木) 21:29

福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月15日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第6回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発は、今季初勝利を目指す武田翔太投手。初回、2回とオリックス打線を無安打に抑える上々の立ち上がりを見せる。しかし、5回表に2死2、3塁のピンチを招くと、オリックスの4番・中川圭太選手の適時内野安打で先制を許す。さらに続くT-岡田選手の2点適時打を浴び、5回6安打3失点の内容でマウンドを降りた。

 打線は直後の5回裏、ここまで無得点に抑えられていたオリックスの先発・増井浩俊投手から1死1、2塁と好機を作り、1番・周東佑京選手の左前適時打で1点を返す。その後2死となるも、3番・グラシアル選手の内野安打と送球エラーで1点、続く栗原陵矢選手の適時二塁打で2点と、この回4点を挙げ逆転に成功する。

 6回から継投に入った福岡ソフトバンク投手陣。6回表は泉圭輔投手、7回表は津森宥紀投手、嘉弥真新也投手と細かくつなぎ、無失点に抑えた。8回表は連投となる岩嵜翔投手が3者凡退とし、9回表は左肘の腫れで一時離脱となった守護神・森唯斗投手に代わり、モイネロ投手がマウンドに上がる。連打で1死1、2塁のピンチを迎えるが後続を打ち取り、4対3で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、このカード勝ち越しで今季10勝目を挙げ、リーグ10勝一番乗りを果たした。先発の武田投手が5回6安打2四球6奪三振3失点で今季初勝利。打線では栗原選手が決勝点となる2点適時二塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。一方敗れたオリックスは、5回に3点を先制するも、勝負どころでの失策が響き、悔しい敗戦となった。

  123456789 計
オ 000030000 3
ソ 00004000X 4

オ ●増井浩俊-鈴木優-富山凌雅
ソ ○武田翔太-泉圭輔-津森宥紀-嘉弥真新也-岩嵜翔-Sモイネロ

文・成田理亮

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