鈴木大地が2試合連続タイムリー。7投手のリレーで楽天が接戦を制する

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2021.4.3(土) 17:48

東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・鈴木大地選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月3日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天とオリックスの第2回戦は、3対2で楽天が勝利。楽天は序盤に鈴木選手の適時打などで3点を先行すると、7投手の継投で僅差を守り切った。

 楽天打線は2回裏、2四球で無死1、2塁と好機を得る。ここで鈴木大地選手の2試合連続となる適時打、続く渡邊佳明選手の適時打で2点を先制。3回裏には3つの四球で満塁とすると、鈴木大選手の内野ゴロの間に1点を追加し、制球に苦しむオリックスの先発・山岡泰輔投手から3点を先行した。

 一方で楽天の先発・弓削隼人投手は、初回から四死球で得点圏に走者を背負うなど、毎回走者を許す内容に。4回表には連打で無死1、3塁のピンチを招くと、内野ゴロで1点を返される。「一軍での久しぶりの登板で、やってやろうという気持ちが強すぎた。力んで無駄なボールが多く精細を欠く投球になってしまいました」と、4回途中4安打3四死球1失点で降板した。

 4回表のピンチは2番手・津留崎大成投手が切り抜け、5回表は3番手に安樂智大投手が登板。佐野皓大選手に三塁打を浴び、犠飛で1点を失うが同点は許さず。以降は救援陣が踏ん張りを見せ、1点差で迎えた9回表は守護神・松井裕樹投手が締めて3対2で試合終了。楽天が連勝でカード勝ち越しを決めた。

 楽天は先発・弓削投手が4回途中1失点と悔しい結果となったが、2番手以降が僅差を守り切る好救援を見せた。打っては鈴木選手が2試合連続の適時打含む2安打、4番・浅村栄斗選手と5番・茂木栄五郎選手はそれぞれ4四球で全打席出塁を記録した。一方敗れたオリックスは、先発・山岡投手が4回2安打7四死球と制球を乱し3失点。救援陣は無失点でつなぐも、打線が再三の好機を生かしきれず連敗となった。

  123456789 計
オ 000110000 2
楽 02100000X 3

オ ●山岡泰輔-竹安大知-能見篤史-平野佳寿
楽 弓削隼人-津留崎大成-○安樂智大-牧田和久-酒居知史-渡邊佑樹-S松井裕樹

文・丹羽海凪

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