3月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神のオープン戦は、1対3でオリックスが敗戦。オリックスは17日、18日の楽天戦に続き、3連敗となった。
打線は初回、阪神の開幕投手・藤浪晋太郎の立ち上がりを捉えた。1番・佐野皓大選手の四球と2番・太田椋選手の安打で好機を作ると、1死1、2塁から4番・モヤ選手の適時打で先制。佐野皓選手の好走塁もあり、1点を先行した。
オリックスの先発は山本由伸投手。3回表に2安打と四球で無死満塁のピンチを招くと、大山悠輔選手の内野ゴロの間に同点を許す。なおも1死2、3塁とピンチは続いたが、ここは2者連続三振に打ち取り、最少失点で切り抜ける。以降は無安打に抑え、5回を1失点にまとめて降板した。
6回から継投に入ったオリックスは、6回表を山田修義投手が無失点に抑えたが、7回表に富山凌雅投手が大山選手に適時二塁打を浴び、勝ち越しを許す。8回表には今季から日本球界に復帰した平野佳寿投手が登板。走者を2人許したものの、要所を抑えて無失点でつなぐ。9回表は漆原大晟投手が登板したが、守備の乱れもあって1点を失い、そのまま試合終了。
オリックスは、先発した山本投手が5回4安打3四球1失点とまずまずの投球。コントロールに苦しみ3回までに56球を要する苦しい投球となったが、以降は立ち直ってさすがの投球を披露した。打線では10安打を放ちながらも1得点とあと一本が出ず、つながりに課題を残した。なお、「8番・レフト」でスタメン出場した育成5位ルーキーの佐野如一選手が、三塁打を含む3安打の活躍で支配下登録へアピールに成功している。
123456789 計
神 001000101 3
オ 100000000 1
神 藤浪晋太郎-○小林慶祐-岩貞祐太-石井大智-加治屋蓮-S桑原謙太朗
オ 山本由伸-山田修義-●富山凌雅-平野佳寿-漆原大晟
文・矢澤拓郎
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