3月17日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと横浜DeNAのオープン戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。白熱の投手戦を、福岡ソフトバンクがサヨナラ勝ちで制した。
鷹打線は3回裏、7番・松田宣浩選手に1号ソロが飛び出し、1点を先制。今季初 “熱男” も披露した。続く4回裏にも2死2、3塁の好機で松田選手に打席が回ったが、ここは遊ゴロに打ち取られ追加点は奪えず。5回裏にも1死1塁の得点機から2者連続の三振に倒れるなど、先発したドラフト1位ルーキー・入江大生投手を打ち崩しきれない。
一方の福岡ソフトバンクの先発・武田翔太投手は、ここまでオープン戦2試合に先発して防御率0.00と絶好調。今試合では、3者凡退に抑えたのは2回表のみと、毎回のように走者を出したものの、得点は許さない粘りの投球を見せる。しかし、6回表に連続四球で1死1、2塁のピンチを招くと、打席に入った4番・佐野恵太選手が初球をライト前へ。右翼手・上林誠知選手の好返球も及ばず二塁走者が生還し、1点を失った。
7回表には、16日に一軍に合流した高橋純平投手が2番手で登板。先頭打者に安打を許したが、後続を打ち取り無失点で切り抜けた。直球は最速151km/hを記録するなど、順調な仕上がりを見せた。
1対1の同点で迎えた9回裏、福岡ソフトバンクは2四球で2死1、2塁の好機を演出。一打サヨナラの場面で、打席にはオープン戦好調の上林選手。5球目の直球を振り抜くと、打球は前進守備の左翼手の頭上を超えるサヨナラタイムリーとなり、試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、3回表に松田宣浩選手の1号ソロで幸先よく先制するも、8回までチーム3安打と横浜DeNA投手陣を捉えられなかった。しかし、最後の最後で好機を生かし、今季初のサヨナラ勝ちを収めた。
投手陣では、先発・武田投手が6回1失点と好調を維持。怪我からの復活を期す高橋純平投手、田浦文丸投手もともに1イニングを無失点に抑え、開幕一軍入りへアピールした。
123456789 計
デ 000001000 1
ソ 001000001X 2
デ 入江大生-砂田毅樹-平田真吾-石田健大-三嶋一輝-●伊勢大夢
ソ 武田翔太-高橋純平-田浦文丸-○泉圭輔
文・吉村穂乃香
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