2死から四球で失点重ねる
千葉ロッテ酒居知史投手が2試合連続で打ち込まれた。29日の北海道日本ハム戦(ZOZOマリン)で今季5度目の先発マウンドに上がったが、初回2死から2点を先制されるなど、3回5失点で降板した。
初回は杉谷、大田を連続三振に斬ったが、2死から西川を歩かせると、中田とアルシアに連続タイムリーを浴びた。その裏に打線がすかさず反撃して1点差としたが、2回にまたもや連続三振で2死とした後に中島卓、杉谷に連続四球。一、二塁としたところで、“恐怖の2番"大田に中前適時打を許した。3回には、レアードに真ん中高めの138キロを4号2ランとされ、3回を81球5失点で降板。「野手の人にも、中継ぎの人にも本当に申し訳ないです。それしか出てこない」とショックを隠せなかった。
試合は、6回にルーキー藤岡裕が逆転タイムリー。投げては、4回から有吉、田中、大谷、シェッパーズ、内の5投手が1点差を守り切り、貴重な白星となった。
だが、現在は9連戦の真っ只中。先発が早い回で崩れるのは厳しい。酒居は21日の西武戦でも5回を持たずに7失点KOされている。井口監督は次回の登板に関して明言を避けたが、「前回同様なので、今後のことはミーティングして考え直さなくては」とローテーション再編の可能性を口にした。
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