ハム3連勝で貯金最多の「3」、栗山監督「まだまだやるべきことがある」
北海道日本ハムは25日、本拠地でオリックスを4-1で下して3連勝。貯金を今季最多の3に伸ばした。
先発した高梨裕稔投手が91球、6安打1失点完投で今季初勝利。栗山英樹監督は「攻撃の起点がなかなか見つけられず、点を与えちゃいけないというプレッシャーの中で、高梨が本当によく我慢したし、頑張ってくれた」と褒めちぎった。
18日埼玉西武戦では高梨が7回3安打無失点で降板した後、チームは8-0から大逆転負けしていただけに「前回のことがあったので、今日高梨を勝たせてあげられるかどうかというのはすごく大事だった。内容よりも我慢して勝ったということが良かったです」と指揮官はホッと息をついた。
打線は5回1死まで無安打だったが、終盤に2死からの適時打で4点を積み重ねた。先制打のレアードについて「集中力がある状態のレアードは相手にとっても嫌だと思うし、ああいうところで1本出ると本人も乗っていける」と評価した。また、8回、近藤が敬遠された直後に2点適時二塁打を放った中田について「あそこは中田翔の思いを見せるところだったと思うので、本当によく打ってくれたと思います」と語った。
投打が噛み合って、緊迫した試合をものにしたが、栗山監督が目指すチームの形には至っていない。「まだまだやるべきことがあるので、しっかりやります」と気を緩めることなく4連勝を狙う。
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