復調気配のオリックス。北海道日本ハムは防御率0点台の右腕で迎え撃つ

パ・リーグ インサイト

2018.4.24(火) 09:30

24日、北海道日本ハムは札幌ドームでオリックスを迎え撃つ。今季2度目の顔合わせとなる両チーム。ここでは直近の試合を振り返りながら、カード頭にあたる24日の試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝1敗0分、オリックス→1勝1敗0分
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→12勝、オリックス→13勝

23日は月曜日だったため試合がなかった。前日の22日、北海道日本ハムは福岡ソフトバンクに勝利。打っては中田選手のバースデーアーチなどで2桁得点を奪い、投げては先発の加藤投手が6回2失点で今季初白星。強敵・福岡ソフトバンクにカード勝ち越しを決めている。

一方のオリックスは22日、楽天に完勝した。先発の山岡投手が7回無失点と好投し、吉田一投手、澤田投手とともに完封リレーをつなぐ。打線も14安打8得点と爆発し、最下位争いをひとまず脱出。千葉ロッテと同率のリーグ4位に浮上している。

北海道日本ハムとオリックスはともに前カードを勝ち越し、24日、今カード初戦を迎える。予告先発は北海道日本ハムが上沢投手。オリックスが金子千尋投手だ。

上沢投手はここまで3試合に登板して防御率0.55と素晴らしい成績だが、前回登板では頭部死球のため2回1/3で降板している。金子千尋投手は3試合で防御率4.86。いずれも7回を投げ切れず、エースとしては苦しい成績。前回登板では6回途中、与四球4と安定感を欠く。昨季北海道日本ハムには3勝1敗、防御率2.25と好相性を誇っただけに、ここで巻き返したい。

オリックスは、18日の千葉ロッテ戦でアルバース投手、19日の千葉ロッテ戦で田嶋投手、21日の楽天戦で西投手、22日の楽天戦で山岡投手、それぞれが先発の役割を果たし、チームの勝利を導いた。チーム打率は.228でリーグ5位だが、リーグ2位タイのアーチを描き、3位タイの打点を挙げているマレーロ選手に加え、主砲・ロメロ選手も復調の気配を見せる。

開幕ダッシュに成功とはいかなかったものの、2カード連続の勝ち越しを決めた良い流れで、今上昇気流に乗りたいところだ。背番号「19」はエースは貫禄を見せ付け、カード頭をものにできるか。

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