11月4日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第24回戦は、10対3で埼玉西武が勝利。対戦成績10勝14敗で北海道日本ハムとの今季最終戦を終え、単独2位に浮上した。
埼玉西武は初回から猛攻を見せた。先頭の金子侑司選手と続く源田壮亮選手の連打で好機を作ると、3番・外崎修汰選手に適時打が飛び出す。さらに押し出し四球とスパンジェンバーグ選手の適時打、木村文紀選手にも犠飛が生まれ、北海道日本ハム先発・吉田輝星投手から4点を先制する。
2回裏には、源田選手の適時打とスパンジェンバーグ選手の15号3ランで8対0とリードを広げた埼玉西武。3回表に野村佑希選手に3号2ランを許すも、4回裏には外崎選手の7号ソロで9対2とした。
大きな援護を受けた先発のニール投手は、持ち前の打たせて取る投球で6回途中3失点と試合を作り、中継ぎ陣にバトンを渡す。その後は小川龍也投手、平井克典投手が0でつなぐと、7回裏に途中出場の愛斗選手の適時打で2桁得点に到達。8回表はギャレット投手が3者凡退、9回表は齊藤大将投手が締めて、試合終了。
勝利した埼玉西武は、9安打10得点と「獅子おどし打線」の本領発揮。スパンジェンバーグ選手、外崎修汰選手が本塁打を放ち、存在感を示した。一方敗れた北海道日本ハムは、先発の吉田輝投手が2回8失点と崩れた。
123456789 計
日 002001000 3
西 44010010X 10
日 ●吉田輝星-福田俊-望月大希-北浦竜次-井口和朋
西 ○ニール-小川龍也-平井克典-ギャレット-齊藤大将
文・岩井惇
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