放送席も客席も選手も唖然……のホームラン
「打席には柳田。打ち上げたあたりは……ショートフライ」
と実況も話すはずだった。結果はご存知、ホームランテラスに飛び込む28号2ラン。
10月23日に行われた埼玉西武との第18回戦は、8対1で福岡ソフトバンクが勝利。パーソル パ・リーグTVでは、この試合の象徴的な場面となった柳田選手の衝撃的なホームラン動画を投稿したところ、多大なる反響をいただいた。投稿から約14時間の13:30の時点で、およそ80万回再生という、パーソル パ・リーグTV史、いや70年のパ・リーグ史に残るインパクトとなった。
そして一つのムーブメントが生まれる。この動画を公式YouTubeチャンネルに投稿するにあたり使用した、「ギータ速報」というワードが、Twitterのトレンド入りを果たしたのだ。こうしてこのホームラン動画はプロ野球ファン以外の人の目にも触れるようになった。
まだご覧になっていない方はぜひ見ていただきたい。確かに真芯を捉えていない。体勢も崩されている(なんせ、打ち終わりが冒頭の画像だ)。当の柳田選手は打った方向を見ていない。だが、紛れもなくホームランの謎。レフト方向を見上げ唖然とする埼玉西武バッテリーや、信じられないと言いたげな中村晃選手の表情も、この動画の良いスパイスとなっている。
動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=k7RCqj6AS8g
今日の試合でM2点灯なるか。福岡ソフトバンクと柳田悠岐の快進撃から目が離せない。
文・海老原 悠
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