マルティネスの好投に応える一発「ホームランで先制点を取れて良かった」
北海道日本ハムの大田泰示外野手が20日、本拠地での福岡ソフトバンク戦で2号先制ソロを放ち、2-1の勝利に貢献した。
3回2死走者なしで回ってきた第2打席。カウント1-1から133キロのスライダーを左翼席に叩き込んだ。「大胆に外らへんと思って待っていた。いい感じで反応して、角度をつけてうまく打つことができた。マルちゃん(先発のマルティネス)がいいピッチングしていたので、ホームランという形で先制点を取れて良かった」と自画自賛の一発を振り返った。
栗山英樹監督が日替わりで先発オーダーを組む中で「1番」に座るのは今季3度目だった。「(1番の)経験がないので、どういう形がいいのか答えはわからないけど、自分がやれることを精一杯やろうと。いろんな打席がプラスになっている」。試行錯誤することが成長につながると信じて、1打席ごとに頭をフル回転させている。
2勝目を挙げたマルティネス投手とともに上がったお立ち台では、4回にヘッドスライディングで生還した中田翔内野手を称賛して盛り上げた。
「キャプテンのああいう姿を見せてもらって、ついていかなければいけないと思いました。いいチーム、優勝を目指していきたい」。ベンチで照れくさそうに右手を挙げた中田の姿が映し出されると、スタンドがドッと沸いた。
悪夢の開幕3連敗以来となる本拠地ゲームで福岡ソフトバンクに快勝し、貯金をつくった。「一つ一つ勝ちを積み重ねていくだけ。ファンの皆様と一緒に、頑張って行きましょう!」とスタンドに呼びかけ、ここから始まる快進撃を誓った。
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