10月13日の18時から京セラドーム大阪で、オリックスと福岡ソフトバンクの第22回戦が行われる。2位千葉ロッテとのゲーム差を少しでも広げたい福岡ソフトバンクと、5位北海道日本ハムと4.5ゲーム差につけ、手が届きそうな位置まで調子を上げてきたオリックス。シーズン終盤に差し掛かった両軍の戦いの見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
オリックス→5勝14敗2分
福岡ソフトバンク→14勝5敗2分
【オリックス】山本由伸投手 16試合8勝3敗 111.2回 132奪三振、防御率2.26
【福岡ソフトバンク】笠谷俊介投手 17試合2勝3敗 41回 51奪三振、防御率3.29
オリックス先発は今季17試合目の登板となる山本由伸投手。自身5連勝をかけて闘うマウンドとなる。9月月間MVPを受賞した勢いそのままに、前回登板の千葉ロッテ戦では、8回を2安打9奪三振無失点と両軍首脳陣を唸らせるパーフェクトピッチングを披露。球界ナンバーワンの呼び声高い、パワーと柔軟さを兼ね備えたピッチングを、ぜひ「パーソル パ・リーグTV」にてリアルタイムでご覧あれ。
福岡ソフトバンクはプロ6年目で開花した笠谷俊介投手が、新・火曜日の男として名乗りを挙げる。今季先発としての起用が8登板と増えているものの、QSをいまだ達成しておらず、今回の起用法と継投にも注目が集まる。打線は、1・2番として機能しつつある周東佑京選手と栗原陵矢選手に期待。足でかき回し、長打で返すスタイルを定着させたい。この二人で早い回から点を得て、栗原選手の同学年で同期の笠谷投手を援護できるか。
文・海老原 悠
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