オリックスのドラ1ルーキー・宮城大弥がプロ初先発。楽天・瀧中瞭太はプロ初勝利なるか

パ・リーグ インサイト

2020.10.3(土) 23:01

オリックス・バファローズ 宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 宮城大弥投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月4日の13時から京セラドーム大阪でオリックスと楽天イーグルスの第18回戦が行われる。3日の試合では中盤にかけて打線がつながり、細かな継投でリードを保った楽天が連勝で今カードの勝ち越しを決めた。楽天が3連勝を飾るか、あるいはオリックスが連敗ストップとなるか。

【今季対戦成績】
オリックス→8勝8敗1分
楽天イーグルス→8勝8敗1分

【オリックス】宮城大弥投手(二軍成績) 11試合5勝2敗 49.2回 38奪三振、防御率2.90
【楽天イーグルス】瀧中瞭太投手 2試合0勝1敗 7.2回 2奪三振、防御率7.04

 9月の好調から一転、10月に入ってから3連敗中と勢いに乗れずにいるオリックスは、ドラフト1位ルーキーの宮城大弥投手がプロ初登板初先発へ。ファームでは11試合で5勝を挙げており、9月27日の広島戦では5回4安打2四球6奪三振1失点と、結果を残して一軍への切符をつかんだ。苦しむチームの光を差す投球を見せられるか。

 打線では吉田正尚選手が今カードの2試合でいずれも安打を放っており、3日の試合では4安打の固め打ちをマークした。楽天に対しては打率.410、出塁率に至っては.538と相性の良さを示しているだけに、攻撃の起点として役割を果たしたいところ。

 対する楽天は瀧中瞭太投手が先発。初登板となった9月19日の福岡ソフトバンク戦では、5.1回80球5安打1四球1失点と試合を作るも、前回登板した同27日の埼玉西武戦では、2.1回6安打3四死球5失点と悔しい結果に終わった。連勝中のチームの勢いも借りて、プロ初勝利といきたい。

 打線では前日の試合で、浅村栄斗選手が同点の29号2ランに加え、適時内野安打を放つなど3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。30号まであと1本と迫る主砲は、リーグ最速の大台到達となるか。

文・和田信

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