パ・リーグ首位を快走し、好調を維持している埼玉西武は20日、開幕8連勝を止めた千葉ロッテと対戦。メットライフドームで繰り広げられるゲームの見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝2敗、千葉ロッテ→2勝1敗
【昨季対戦成績】
埼玉西武→16勝1分、千葉ロッテ→8勝1分
埼玉西武は19日には試合がなく、18日の北海道日本ハム戦において、最後の2イニングスで8点差をひっくり返す大逆転劇を演じた。20日、予告先発は菊池投手だ。前回登板の楽天戦では6回5失点と崩れるも、打線の援護に恵まれてハーラートップの3勝目を挙げた。昨季は防御率0.62と好相性だった千葉ロッテ相手に好投を披露して、4勝目をつかめるか。
また、埼玉西武の強力打線の中でも森選手に注目したい。18日は、サヨナラ打を含む2安打3打点と大活躍し、打率はリーグ2位の.370をマークしている。天才的な打棒はもちろん、守備でも少しずつ力をつけていく姿に期待は高まるばかりだ。
対する千葉ロッテは、19日のオリックス戦でルーキー・田嶋投手に抑え込まれて完封負けを喫した。20日の先発はボルシンガー投手。ここまで2試合に先発し、防御率2.84と安定した投球を披露している。強力・埼玉西武打線に対しても持ち味を発揮できるか。
ただ千葉ロッテ打線は、19日の試合で3安打無得点と沈黙。そんな中、ただ1人マルチ安打を放った藤岡裕選手に期待したい。プロ初本塁打を含む2試合連続弾を放つなど、プロの舞台で奮闘している藤岡裕選手。安定した守備を魅せるルーキーの打棒にも注目したい。
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