ルーキー・宮川哲がプロ初勝利! 山川穂高の勝ち越し2ランなど一発攻勢で埼玉西武が逆転勝利 

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2020.10.1(木) 21:50

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月1日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第21回戦は、7対6で埼玉西武が勝利。4本塁打の一発攻勢で逆転を果たし、カード最終戦を白星で飾った。

 埼玉西武は3回表、1死1塁から2番・源田壮亮選手に今季第1号となる2ランが飛び出し22イニングぶりの得点を挙げると、続く3番・スパンジェンバーグ選手にも12号ソロが生まれ、前2戦とはうってかわり一発攻勢でこの回3点を先取する。

 埼玉西武の先発は7月28日以来の登板となった今井達也投手。立ち上がりこそ本塁を踏ませない粘りの投球を見せるも、5回裏に1死満塁から2本の適時打などで4点を奪われるなどオリックス打線につかまり、6回途中90球8安打2四死球5失点(自責3)の内容でマウンドを降りた。

 6回表にも犠飛により追加点を許し、2点を追いかける展開となった埼玉西武は、7回表に森友哉選手の7号ソロで再び1点差に迫ると、8回表にはオリックスの3番手・ヒギンス投手から6番・中村剛也選手の適時打を放ち同点に。さらに7番・山川穂高選手にレフトスタンドへと運ぶ23号2ランが生まれついに勝ち越しに成功する。

 リードを奪った8回裏には平良海馬投手がマウンドへ。走者を許しながらもオリックスに流れを渡さない投球で抑えると、9回裏は増田達至投手が登板。T-岡田選手に一発を浴びたものの後続は抑えて7対6で試合終了。

 勝利した埼玉西武は一時逆転を許したものの、終盤にかけての一発攻勢で試合をひっくり返した。また、前日2安打に終わった打線も10安打とつながった。3番手で登板した宮川哲投手がプロ初勝利をマーク。一方の敗れたオリックスは3番手のヒギンス投手が痛恨の一発を浴びるなど3失点で精彩を欠き、今カード3連勝とはならなかった。


  123456789 計
西 003000130 7
オ 000041001 6

西 今井達也-平井克典-○宮川哲-平良海馬-S増田達至
オ 田嶋大樹-山田修義-●ヒギンス-荒西祐大-齋藤綱記

文・和田信

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