10月1日の18時から楽天生命パーク宮城で楽天と福岡ソフトバンクの第21回戦が行われる。9月30日の試合では、打で圧倒した楽天が大勝した。1勝1敗で迎えたカード第3戦。両チームによる総力戦の勝ち越しを決めるのはどちらか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→9勝11敗
福岡ソフトバンク→11勝9敗

【楽天イーグルス】岸孝之投手 5試合2勝0敗 21.2回 20奪三振、防御率7.06
【福岡ソフトバンク】石川柊太投手 12試合6勝3敗 77.1回 77奪三振、防御率2.44

　楽天の先発は岸孝之投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、6回1失点で7月4日以来の白星を挙げた。優勝争いへ向けて大事な福岡ソフトバンク戦を2カード連続、そしていずれも最終戦を託されている。正念場でみせる経験豊富な投球に注目。打線では小郷裕哉選手に注目したい。腰痛により離脱した茂木栄五郎選手に代わって30日に昇格すると、早速スタメンに起用され、今季第1号を含む2安打を放ち猛アピールした。その勝負強いバッティングに期待しよう。

　対する福岡ソフトバンクの先発は石川柊太投手。ここ3試合は好投を見せるも、勝ち星から遠ざかっている。岸投手と投げ合った前回登板の楽天戦では8回2失点の粘投を見せるも、援護に恵まれず敗戦投手となっているため、今試合でリベンジを果たしたい。援護したい打線では、7試合連続安打中と好調のグラシアル選手に期待。攻撃的2番打者としてプレッシャーをかけたいところだ。

文・小野寺穂高

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