9月9日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第14回戦は、序盤から主導権を握った埼玉西武が13対5で勝利。連勝で4カード連続の勝ち越しを決めた。
1回表に先制点を奪われた埼玉西武は直後の1回裏、オリックスの先発・田嶋大樹投手に対して1番・外崎修汰選手、2番・源田壮亮選手の連打や四球などで1死満塁とする。ここで5番・メヒア選手、6番・スパンジェンバーグ選手に連続適時打が生まれ、逆転に成功すると敵失間にも1点を追加し、この回一挙5得点。
埼玉西武打線の勢いは止まらず、続く2回裏には1番・外崎選手、6番・スパンジェンバーグ選手の本塁打などでリードを8点に広げる。4号ソロを放った外崎選手は「ここまでいい流れで来ていたので、勢いに乗って打てました。アップルパンチ!」とコメント。
大量援護を受けた埼玉西武の先発・内海哲也投手は、初回にゴロの間に先制点を許す。4回表には左ひざに打球が直撃するアクシデントがあり、8番・若月健矢選手、9番・山足達也選手の連続適時打を浴びて3点を献上したが、リードは譲らず4回を投げ切って降板した。
5回表からは十亀剣投手が今季初の一軍マウンドへ。T-岡田選手に8号ソロを許すも、粘りを見せて3.1回3安打1失点の投球を披露。打線は8回裏に呉念庭選手、スパンジェンバーグ選手の適時打などで4点を追加し、8点リードで迎えた最終9回表は、ギャレット投手が危なげない投球で締めて試合終了。埼玉西武が13対5で大勝を収めた。
勝利した埼玉西武は、内海投手が4回8安打4失点の内容も、打線がつながり序盤から主導権を握った。また2番手で登板した十亀投手が今季初勝利を手にした。一方、敗れたオリックスは、田嶋投手が2回7安打9失点(自責点8)と振るわず。打線は計11安打をマークしたものの、序盤の失点が重くのしかかった。
123456789 計
オ 103000010 5
西 54000004X 13
オ ●田嶋大樹-漆原大晟-富山凌雅-吉田凌-飯田優也
西 内海哲也-○十亀剣-宮川哲-ギャレット
文・後藤万結子
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