甲斐拓也の勝ち越し弾で福岡ソフトバンクが勝利! 二保旭は6回2安打4失点(自責0)の好投

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2020.9.3(木) 21:12

福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第18回戦は、福岡ソフトバンクが5対4で逆転勝利を飾った。

 福岡ソフトバンクは3回表、オリックスの先発・増井浩俊投手に対して7番・松田宣浩選手の三塁打などで1死3塁とすると、9番・川瀬晃選手に適時打が生まれ、先制に成功。さらに中村晃選手の犠飛で1点を追加し、この回2点のリードを奪う。

 福岡ソフトバンクの先発・二保旭投手は4回裏、味方の失策で走者を背負うと、7番・杉本裕太郎選手の適時打、8番・松井雅人選手の1号3ランで一気に逆転を許す。しかし、以降は安打を許さず6回でマウンドを降りた。

 リードを奪われた福岡ソフトバンクは7回表、6番・明石健志選手が四球で出塁すると、7番・松田選手が7号2ランを放ち、同点に追い付く。さらに8番・甲斐拓也選手に6号ソロが飛び出し、5対4と逆転に成功した。

 その後は2番手・高橋礼投手、3番手・嘉弥真新也投手、4番手・モイネロ投手がそれぞれ走者を背負いながらも粘りの投球を披露。1点リードで迎えた9回裏は、守護神・森唯斗投手が締めて試合終了。福岡ソフトバンクが5対4で勝利した。

 福岡ソフトバンクは、先発・二保旭投手が6回2安打4失点(自責0)の内容で4勝目を挙げた。打線も2本塁打で効率よく逆転し、カード負け越しを阻止した。一方、敗れたオリックスは、4年ぶりに先発した増井浩俊投手が5回4安打8奪三振2失点で勝利投手の権利を持って降板するも、3番手・富山凌雅投手が誤算だった。

  123456789 計
ソ 002000300 5
オ 000400000 4

ソ ○二保旭-高橋礼-嘉弥真新也-モイネロ-S森唯斗
オ 増井浩俊-山田修義-●富山凌雅-澤田圭佑-吉田凌

文・後藤万結子

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