千葉ロッテ藤岡裕大が決勝弾、2戦連発も「たまたま」 井口監督は辛口「まだまだ」

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2018.4.17(火) 22:57

千葉ロッテ・藤岡裕大
千葉ロッテ・藤岡裕大

ルーキーが値千金の一発で3連敗阻止「これからきっちり積み重ねていきたい」

千葉ロッテのルーキー藤岡裕が鹿児島の福岡ソフトバンク戦(15日)に次ぐ2試合連続アーチでチームの3連敗を阻止した。17日のZOZOマリンでのオリックス戦。3-3の同点で迎えた7回2死二塁の好機で、近藤の見逃せばボールの高め146キロをかぶせるようなバッティングで右翼席に運んだ。

「ボールだったが、飛びついた。ストレートに振り負けないよう、真っ直ぐのタイミングで待っていたが、自然にヘッドがいい感じで立った」と技ありの一発。それまで3打席は凡退していたが、4回の二ゴロはセンターに抜けようかという当たり。一時の絶不調から抜け出しつつある。大城の好守に阻まれたものの、「自分のスイング、タイミングで打てて、自然とボールを見る時間が長くなった」と状態は上向いている。

7回は先頭・大城の平凡な遊ゴロをシングルハンドでお手玉。今季、捕逸以外で千葉ロッテの初エラーとなったが、伊藤の送りバントは捕ゴロ併殺打で救われた。「正直、引きずったが、何とかランナーを還そうと思い切っていった」と藤岡。井口監督は「ルーキー2人とも悩んでいる最中。内容はずっとよくなかったが、いい所で真っ直ぐをしっかり打ち返せた。まだまだ内容はよくない。(走者が)三塁に行けば代打も考えた」と決勝アーチのヒーローにも辛口だったが、これも期待の大きさの表れだ。

ヒーローインタビューでは「この2試合(のホームラン)はたまたま。これからきっちりヒットを積み重ねていきたい」と話した藤岡。.224の打率を上げるべく、足元を見つめていた。

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