8月21日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第7回戦は、7対3で千葉ロッテが勝利。前夜劇的なサヨナラ勝ちで同率首位に立った千葉ロッテは、14安打7得点と小刻みに得点を重ね、前後期制の1974年を除くと1970年以来50年ぶりとなる「8月」単独首位に躍り出た。
福岡ソフトバンクは3回表、9番・川瀬晃選手が内野安打で出塁すると、1番・中村晃選手に3号2ランが飛び出し、千葉ロッテ先発・石川歩投手から2点を先制する。
千葉ロッテは直後の3回裏、4番・安田尚憲選手がレフトへ適時二塁打を放ち、福岡ソフトバンク先発・東浜巨投手から1点を返すと、4回裏にはマーティン選手の犠飛で同点に。5回裏には、5番・井上晴哉選手選手がバックスクリーンへ12号ソロをたたき込み、3対2と勝ち越しに成功。
同率首位で迎えた攻防戦はそう簡単には終わらない。福岡ソフトバンクは6回表、2番・柳田悠岐選手の打球がセンターへ突き刺さり、3対3の同点に追いつくと、その裏には千葉ロッテ・角中勝也選手が高橋礼投手から適時打を放ち、4対3と再びリードを奪った。7回裏にはマーティン選手の犠飛と押し出し、8回裏には中村奨吾選手の適時打でスコアは7対3に。
先発の石川投手が7回4安打3失点と安定感のある投球を披露した千葉ロッテは、8回から継投へ。8回表は東妻勇輔投手が0でつなぐと、9回表は小野郁投手がリードを守り切り、試合終了。千葉ロッテが引き分けを挟んでの4連勝を飾り、単独首位に浮上した。
勝利した千葉ロッテは、14安打7得点と打線が活発。中村奨選手は4試合連続のマルチ安打となる4安打、和田康士朗選手、安田選手、田村龍弘選手、藤岡裕大選手も2安打をマークした。一方敗れた福岡ソフトバンクは、2番手の高橋礼投手が3失点と誤算だった。
123456789 計
ソ 002001000 3
ロ 00111121X 7
ソ ●東浜巨-高橋礼-川原弘之-奥村政稔-加治屋蓮
ロ ○石川歩-東妻勇輔-小野郁
文・岩井惇
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