エンゼルス大谷を支える水原一平通訳に米メディア注目
メジャー開幕から二刀流として旋風を巻き起こしているエンゼルス大谷翔平。その活躍を陰で支えている水原一平通訳も脚光を浴び始めている。米メディアが二刀流右腕を支える同氏にインタビューを行っている。
水原氏は北海道日本ハムで5年間通訳を務め、昨季限りで退団。大谷とともに渡米し、そのプレーをサポートしている。このほど米メディア「FOXスポーツウェスト」はそんな同氏にインタビューを実施。二刀流右腕とともに過ごす日々などについて直撃している。
同氏はインタビューの中で「チームの好調ぶりや大谷の活躍のおかげで、とても楽しめています」と語る一方、エンゼルスの一員になった心境について問われると、「実は自分はエンゼルスのファン、というわけではなかったんです。マリナーズのファンでした、イチローがいたので。その頃のエンゼルスはとても強かったです」とマリナーズファンだったことを“告白"。敵地での遠征では毎朝、大谷と朝食をともにしていることなども語っている。
また、大谷の二刀流での活躍については「彼のことはファイターズで5年ほど見ていたので、才能は分かっていました。スプリングトレーニングでは苦しみ、周りからの声もありましたが、それも必要な過程だと自分は思っていました。ここまで上手くいくとは思っていませんでしたが、やがては適応できると思っていました」と話し、大谷への信頼をにじませた。インタビューアーは「みんなあなたの髪型を気に入っていますが、イッペイ・ヘアカットを真似たいという人はどれくらいいますか?」とユーモアを交えて質問しており、水原通訳は「ゼロですね」と笑いながら答える場面もあった。
大谷はスプリングトレーニングで新たな環境に苦戦しながらも開幕直後から爆発。投げては2勝2勝、18奪三振、防御率2.08、打者としても8試合で打率.367、11打点、3本塁打、出塁率.424と驚異的な成績を記録している。異国の地で二刀流という偉業に挑戦している23歳を水原氏も懸命にサポートしている。
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