今季初出場の渡邊佳明が先制打含む2安打の活躍! 接戦を制した楽天が単独首位に浮上

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2020.8.8(土) 21:01

東北楽天ゴールデンイーグルス・渡邊佳明選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・渡邊佳明選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月8日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天イーグルスと福岡ソフトバンクの第11回戦は、4対2で楽天イーグルスが勝利。投打かみ合った試合運びで単独首位に躍り出た。

 楽天は2回裏、この日一軍に昇格した渡邊佳明選手の適時二塁打、田中和基選手の適時打で2点を先制すると、3回裏には前日の試合で2本塁打を放ったロメロ選手に14号ソロが生まれ、福岡ソフトバンク先発の二保旭投手から序盤に3点を先行した。

 援護を受けた先発の塩見貴洋投手は、要所を締める投球で福岡ソフトバンク打線を寄せ付けず。7回表2死からバレンティン選手に安打を浴びたところで降板したが、ここは2番手のJ.T.シャギワ投手が後続を三振に仕留めて無失点に抑えた。

 リードする楽天は、8回表を牧田和久投手、宋家豪投手の小刻みな継投でつなぐと、8回裏に島内宏明選手の適時打で1点を追加。9回表は酒居知史投手が連打で無死1、2塁のピンチを招いたが、後を受けたブセニッツ投手がなんとかリードを保ち、4対2で試合終了。先発の塩見投手は6.2回102球3安打6奪三振無失点で3勝目をマーク。打線ではロメロ選手、島内選手が3安打、渡邊選手が2安打を放った。

 一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発した二保投手が7回8安打2四死球3失点の好投を見せたが、打線が7安打2得点と後一歩及ばなかった。

  123456789 計
ソ 000000002 2
楽 02100001X 4

ソ ●二保旭-津森宥紀
楽 ○塩見貴洋-J.T.シャギワ-牧田和久-宋家豪-酒居知史-Sブセニッツ

文・東海林諒平

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