涌井秀章が7回1失点でリーグトップの5勝目。投打かみ合った楽天が千葉ロッテに勝利

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2020.7.29(水) 21:32

東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天イーグルスの第8回戦は、5対1で楽天イーグルスが勝利。先発した涌井秀章投手は、7回1失点の好投でリーグトップの5勝目をマークした。

 楽天は初回、鈴木大地選手が安打で出塁すると、4番・浅村栄斗選手がリーグトップに並ぶ12号2ランを放ち、2点を先制。援護を受けた先発の涌井秀章投手は、1回裏にマーティン選手の6号ソロで1点を返されるものの、以降は得点を許さず。5回表にはロメロ選手の2戦連発となる9号ソロで追加点を挙げ、3対1の2点リードで試合後半を迎えた。

 打線は7回表、千葉ロッテの2番手・南昌輝投手から、ロメロ選手が三塁打を放つと、銀次選手の犠飛で1点を追加。続く8回表の攻撃では、3四球で好機を得ると、島内宏明選手の犠飛で追加点を挙げ、スコアは5対1に。4点リードの9回裏はブセニッツ投手が走者を出しながらも無失点で締め、試合終了。

 勝利した楽天は、先発の涌井投手が初回こそ本塁打で失点を喫したが、以降は2イニング連続で3者凡退に打ち取るなど、結果的には7回3安打8奪三振1失点の好投を披露。ZOZOマリンスタジアムでの今季初登板を白星で飾り、リーグトップの5勝目を手にした。

 一方敗れた千葉ロッテは、先発した小島投手が6回5安打6奪三振3失点の力投も、打線がマーティン選手の本塁打で挙げた1得点のみと援護できず。今季初登板となった南投手、永野将司投手もそれぞれ1失点と粘ることができず、悔しい敗戦となった。

  123456789 計
楽 200010110 5
ロ 100000000 1

楽 ○涌井秀章-酒居知史-ブセニッツ
ロ ●小島和哉-南昌輝-永野将司-小野郁

文・北嶋楓香

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