秋山翔吾がいきなり先頭打者弾。多和田真三郎は今季初完投で3勝目をマーク。

パ・リーグ インサイト

2018.4.14(土) 17:02

埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)PLM

14日に楽天生命パークで行われた楽天と埼玉西武の3連戦2戦目。昨夜は両軍ともに2桁安打を記録する乱打戦を埼玉西武が制した。先発の菊池投手が3勝目を挙げ、チームとしては両リーグ最速で10勝目に到達となった。

今日の先発は多和田投手。前回の登板では5回までオリックス打線を無安打に封じ、7回2失点の好投を見せているだけに今回の登板でも期待がかかる。一方、楽天の先発は未だ勝ち星のない美馬投手。前回登板のように粘り強い投球で試合を作り、チームを勝利に導きたい。

試合は初回からいきなり動く。美馬投手が先頭の秋山選手に先制弾を浴びて失点。その後も2安打を許しピンチを招くも、併殺打などで打ち取って最少失点で切り抜ける。一方の多和田投手は3人で攻撃を終わらせる上々の立ち上がりで味方の援護に応える。

さらに3回、3四死球で1死満塁の好機を迎えると、5番・森選手が右前へ適時打を放ち2点を追加。埼玉西武がリードを3点に広げた。

試合中盤は、互いに得点を許さない展開に持ち込み、3対0と埼玉西武がリードを保ったまま終盤の攻防に突入する。
再度試合が動いたのは7回表。2死から1番・秋山選手が安打で出塁すると、続く源田選手が適時三塁打を放ち1点を追加。貴重な追加点を奪い、スコアを4対0とした。

何とか反撃したい楽天は8回裏、先頭の藤田選手が二塁打で出塁すると、続く銀次選手、今江選手のゴロの間に藤田選手が進塁、生還し、1点をもぎ取る。しかし、埼玉西武が9回表に1点を追加し勝負あり。5対1で埼玉西武が勝利した。

多和田投手は緩急を利かせた投球で3者凡退の山を築き、今季初完投。これで埼玉西武は2カードぶりの勝ち越しを決めた。敗れた楽天の美馬投手は、4回以降に立ち直ったものの、序盤の失点が響き、勝敗を分けた。

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