メジャー初の二塁打も記録「いいところに落ちてくれた」
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ロイヤルズ戦に今季初めて「7番・DH」で出場し、4打数2安打1得点と活躍した。2回の自身メジャー初二塁打に続き、8回には技ありの中前打。チームは5-4で逆転勝ちした。決勝のホームを踏む活躍もあり、大谷は試合後には「すごく良かった」と振り返った。
初めて打順を1つ上げて7番で先発した大谷。0-0で迎えた2回には1死走者なしで、先発右腕ハメルの92マイル(約148キロ)の内角への厳しい直球を捉えてレフト線へ運び、自身メジャー初の二塁打をマークした。さらに、1点を追う8回に右腕グリムの83マイル(約134キロ)のカーブをセンター前に運ぶ技ありのヒット。その後、三塁まで進み、キンズラーの犠飛で悠々と生還。決勝のホームを踏んだ。
エンゼルスは逆転勝利で6連勝。大谷は今季3度目のマルチ安打で打率.367とした。試合後、テレビインタビューに応じた大谷は「ツーベースはいいところに落ちてくれたので良かったかなと思います。2本目に関してはチャンスを作ることができたのですごい良かったんじゃないかと思います」と納得の表情。特に、8回の中前打については「キレのいいカーブがある投手だと分かっていたので、あるかなと思いましたけど、難しいところしっかりヒットにできてつなげてよかったなと思います」と話した。
16日(同17日)には今季3度目の先発マウンドに上がる予定。「いい流れで来てますし、今日も素晴らしいゲームだと思うので、波に乗っていいピッチングができるように頑張りたいと思います」と誓っていた。
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