7月3日、札幌ドームにて行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第4回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利。中盤に本塁打などで得点を重ね、対戦成績を2勝1敗1分とした。
福岡ソフトバンクの先発は東浜巨投手。初回、2死から近藤健介選手にフェンス直撃の二塁打、続く中田翔選手に四球を許すと、5番・渡邉諒選手の適時二塁打で先制点を献上。立ち上がりに1点を失ったが、以降は走者を背負いながらも、要所を締める投球で追加点は許さず。5回を投げ打者26人に対し109球、4安打4奪三振6四球1失点の内容でマウンドを降りた。
力投を援護したい打線は6回表、栗原陵矢選手の安打から好機を演出すると、柳田悠岐選手の適時打で同点に。続くバレンティン選手には、「ギータに続くことができたし、完璧に打つ事ができた。ピッチャーも粘って頑張ってくれているし、逆転できて良かったよ」と語る5号2ランが生まれて勝ち越すと、7回表にも栗原選手の犠飛で1点を追加し、4対1と試合をひっくり返した。
以降はリリーフ陣が無失点でつなぎ、9回裏はモイネロ投手が打者3人で締め、4対1で試合終了。今季初勝利をマークした先発の東浜投手は、「試合の中で修正していかないといけなかったけど上手くいきませんでした。リズムが悪く、野手の方に本当に申し訳ないです。それでも逆転してくれた野手には感謝しかありません。次の登板に向けて、1週間しっかり調整して自分の投球ができるようにしたい」と登板を振り返った。
一方敗れた北海道日本ハムは、先発した有原投手が8回打者33人に対し101球、9安打2奪三振無四球4失点と終盤まで力投を見せたが、打線が援護できなかった。
123456789 計
ソ 000003100 4
日 100000000 1
ソ ○東浜巨-川原弘之-津森宥紀-嘉弥真新也-Sモイネロ
日 ●有原航平-金子弌大-吉川光夫
文・池田紗里
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