6月20日、PayPayドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第2回戦が行われる。19日の開幕戦では、福岡ソフトバンクが栗原陵矢選手の劇的サヨナラ打で勝利を収めた。ナイターで延長戦を戦い抜いた翌日のデーゲームというハードな状況の中、試合を制するのはどちらか。見どころを紹介していこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝0敗 千葉ロッテ→0勝1敗
【昨季成績】
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 12試合4勝4敗 57.2回 45奪三振、防御率3.90
【千葉ロッテ】種市篤暉投手 26試合8勝2敗 116.2回 135奪三振、防御率3.24
福岡ソフトバンクの先発マウンドには、ベテランの和田毅投手が上がる。昨季はレギュラーシーズン4勝も、日本シリーズで勝利投手になるなど印象的な活躍でチームを支えた。直近の13日の練習試合では、5回途中5失点と課題を残す内容だったが、開幕にはしっかりと合わせてきてくれるはずだ。
千葉ロッテは、種市篤暉投手で今季初勝利を狙う。昨季はプロ初勝利から一気に8勝をマークし、大きな飛躍のシーズンとなった。13日の練習試合では、西武打線相手に5回無失点と調子は上々。昨季相性の良かった福岡ソフトバンク相手に初白星を挙げるべく、チームに流れを引き寄せる投球を披露したい。
福岡ソフトバンク打線では、栗原陵矢選手に注目が集まる。19日の開幕戦でサヨナラ打を放ちヒーローになった男は、俊足活かしプロ初盗塁も記録。本職でない一塁守備もそつなくこなした。20日の試合でも、走攻守全ての面での活躍を期待だ。
対する千葉ロッテは、中村奨吾選手のバッティングに要注目。19日は、9回2アウトから意地の同点打を放ち、勝負強さをアピールした。20日もその逆境への強さを見せつけ、打線のキーマンになれるか。
文・岩井惇
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