オリックス・田嶋大樹と楽天・松井裕樹の左腕対決。軍配が上がるのは?

パ・リーグ インサイト

2020.6.19(金) 23:11

東北楽天ゴールデンイーグルス・松井裕樹投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・松井裕樹投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月20日、京セラドーム大阪でオリックスと楽天イーグルスの第2回戦が行われる。19日の試合では、鈴木大地選手の通算1000安打目となる決勝打を含む9得点で楽天が快勝した。勢いそのまま楽天がカード勝ち越しを決めるのか、はたまたオリックスがホームの意地をみせるか。見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
オリックス→0勝1敗 楽天→1勝0敗

【昨季成績】
【オリックス】田嶋大樹投手 10試合3勝4敗 49.2回 40奪三振、防御率3.44
【楽天】松井裕樹投手 68試合2勝8敗 69.2回 107奪三振、防御率1.94

 オリックスの先発は3年目の田嶋大樹投手。直近の13日の練習試合では、5回無安打無失点と圧巻のピッチングを見せており、仕上がりは順調。ドラ1左腕は、飛躍のシーズンを迎えられるか。

 対する楽天は、今季から先発に転向した松井裕樹投手が注目の初登板を迎える。これまで杜の都のクローザーとして君臨し、通算139セーブを挙げた7年目左腕は、先発のマウンドでどのような投球を披露してくれるだろうか。

 19日はわずか1安打に終わったオリックス打線では、T-岡田選手に期待したい。1番に起用されると、チーム唯一の得点となる犠飛を放ち、気を吐いている。オフにはプエルトリコで武者修行した大砲の一撃でチームを勝利に導きたい。

 楽天打線では、浅村栄斗選手のバットに注目だ。19日の開幕戦では、3安打2打点の活躍でさすが4番という働きを見せた。20日の試合でも、勝負強いバッティングで松井投手に早めの援護点をプレゼントしたい。


文・岩井惇

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