今井達也と涌井秀章が好投。鈴木大地と山川穂高の本塁打のみで引き分け

パ・リーグ インサイト

2020.6.10(水) 16:21

埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月10日、メットライフドームにて行われた埼玉西武と楽天の練習試合は、1対1で引き分けとなった。今井達也投手、涌井秀章投手の投げ合いで始まり、得点はソロホームランのみと、両軍の投手陣が結果を出した試合となった。

 埼玉西武の先発・今井達也投手は初回から楽天のドラ1ルーキー・小深田大翔選手に三塁打を浴び、無死3塁のピンチを招く。しかし続くブラッシュ選手、茂木栄五郎選手を三振に打ち取り切り抜けた。

 楽天の先発・涌井秀章投手はその後も走者を許しながらも本塁を踏ませないピッチングを披露し、4回2安打無失点と状態の良さをアピールした。打線は2回表、2死走者なしの場面から、7番・鈴木大地選手のホームランで先制。鈴木選手は「開幕が近くなってきたので一本出て良かったです。相手がいいピッチャーなので自信になりますね」と笑顔でコメントした。

 今井投手もソロホームランこそ許したが、要所を締めるピッチングで5回4安打1失点と開幕に向け結果を残した。1点を追う埼玉西武は6回裏、この回先頭の4番・山川穂高選手が楽天の2番手・塩見貴洋投手から「打った瞬間ホームランになる手ごたえでした!」と語る弾丸ライナーで同点に。さらに無死1,2塁のチャンスを得たが、ここは後続が倒れ埼玉西武の勝ち越しにはならなかった。

 その後は両軍ともにリリーフ陣が無失点でつないでいき、走者を出しながらも得点にはならなかった。最終9回裏に楽天の5番手・J.T.シャギワ投手が1死1,3塁とピンチを招いたが0に抑え試合終了。埼玉西武と楽天の練習試合は1対1で引き分けとなった。

 投げては埼玉西武の先発・今井達也投手が5回4安打6奪三振1失点、対する楽天の先発・涌井秀章投手も4回2安打無失点の好投で開幕へ順調な仕上がりを見せた。埼玉西武打線は主砲・山川穂高選手がホームランを含む3安打と好調。楽天は新加入の鈴木大地選手が先制ホームランを放つなどマルチ安打を記録した。

  123456789 計
楽 010000000 1
西 000001000 1

楽 涌井秀章-塩見貴洋-ブセニッツ-宋家豪-J.T.シャギワ
西 今井達也-平井克典-浜屋将太-ギャレット-増田達至

文・丹羽海凪

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