鷹・栗原陵矢、特大弾に同僚も驚愕「エグい!」 打った本人は「手応えまだない」

Full-Count 福谷佑介

2020.6.4(木) 21:45

第3打席で本塁打を放った福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
第3打席で本塁打を放った福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

6回の第3打席で右翼5階席へと飛び込む特大のアーチを放った栗原

 福岡ソフトバンクの栗原陵矢捕手が連日の猛アピールだ。4日、京セラドームで行われたオリックスとの練習試合。「6番・捕手」でスタメン出場した6年目捕手は6回の第3打席で京セラドームの5階席へ突き刺す特大の一発。第1打席でも右中間を破る二塁打を放ち、連日のマルチ安打とした。

 驚愕の一発は6回に飛び出した。前日に3安打猛打賞と結果を出していた栗原がK-鈴木が投じた初球、内角低めへのスライダーという難しいボールを捉えた。快音を残した打球は5階席へ。チームメートたちもその打球の行方に「エグい!」と驚愕する一発になった。

 試合後、栗原は「前の打席、内側への曲がり球でやられていたので、自分の中で意識はあった。そこをうまくファウルにせずに打てたかなと思います。ずっとやっている内側からバットを出すということが、少しずつできている証拠かなと思います」と驚弾を振り返った。2回の第1打席にも右中間への二塁打を放っており、2日連続のマルチ安打とした。

 前日の試合は3安打猛打賞、そしてこの試合は2安打1本塁打。結果を続けて残す栗原だが、本人は「(手応えは)まだまだありません。毎日毎日アピールしていかないといけないと思っています」と気を緩めることはない。目指す開幕スタメン獲りへ、一歩一歩、確実に近づいている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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