5月31日、18時15分から行われた「#パーソルチャリティマッチパ」第5試合、楽天・則本昂大投手と福岡ソフトバンク・岩嵜翔投手による優勝決定戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利し、優勝を決めた。
則本投手は前日勝利した涌井秀章投手から「お前も勝って優勝しろ」と言われ、緊張の面持ち。岩嵜投手も嘉弥真新也投手から「託したぞ」とただ一言告げられたという。
予告先発をお互い明かさずけん制するなかで、岩嵜投手は前日に嘉弥真投手と練習試合を行ったとの情報が。「8対1で勝ちました」と笑う岩嵜投手に対し、則本投手は「大差つかないように頑張ります」と苦笑いを見せた。
前日ともに勝利を納めた両チーム。埼玉西武とオリックスの第4試合が引き分けとなり、勝った方が優勝という緊張の一戦が始まった。
則本投手は自身を先発のマウンドに送る。岩嵜投手は試合前に「打ち崩したいと思います」という宣言通り、即座にその打力を見せる。
1回表、1番・柳田悠岐選手がヒットで出塁。則本投手はけん制で誘い出したかと思われたが、岩嵜投手は巧みな操作で盗塁を成功させる。そして2番・今宮健太選手の左前タイムリーであっという間に先制。さらに1死2塁から、内野ゴロの間に2塁走者が本塁をおとしいれ、福岡ソフトバンクが2点を先行する。3回表には、柳田選手のチャリティマッチ初のホームランが飛び出し、スコアは3対0に。
岩嵜投手は嘉弥真投手を先発に指名。3回まで楽天打線をあっさりと打ち取り、3回までパーフェクトに抑えた。
楽天は4回裏、1番・茂木栄五郎選手が嘉弥真投手から初ヒットを放ったが、続く2番・鈴木大地選手が併殺打に倒れるなど、チャンスをつくれず。なんとか反撃したい則本投手は、6回裏に1死2塁から茂木選手のタイムリーで1点を返すも、後続は倒れ、福岡ソフトバンクが優勝を決めた。
勝利した岩嵜投手は「嬉しいのですが、31歳にもなってゲームうまいというのは……」と言葉をにごした。則本投手は「レベルが違います」とお手上げの様子だった。自身を操作し打たれた柳田選手のホームランについては「シーズンが始まったら抑えたいと思います」と決意を表明した。
123456 計
ソ 201000 3
楽 000001 1
ソ ○嘉弥真新也-津森宥紀-S岩嵜翔
楽 ●則本昂大-森原康平
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