石川亮(いしかわ・りょう)/捕手
#68/1995年7月20日生まれ
181cm・85kg/右投右打
帝京高校から2013年のドラフト8位で北海道日本ハムに入団。打者の狙いを読んだ巧みなインサイドワークを武器に守備面でチームに貢献する、甘いマスクに加えて25歳の若さに似合わぬ落ち着きも備えた頼れる捕手だ。
高卒1年目の2014年に早くも一軍デビューを飾ると、2015年にはルイス・メンドーサ投手の先発試合を中心に27試合に出場。ツーシームを軸に打たせて取る投球が持ち味の助っ人右腕からもたびたびリードを称賛されるなど、当時20歳ながら優れた頭脳を活かして存在感を示した。しかし、翌2016年は1試合の出場にとどまり、続く2017年はケガの影響でプロ入り後初の一軍出場無しに終わってしまう。
それでも、2018年に32試合に出場して故障からの復活をアピールすると、2019年は開幕からコンスタントに先発マスクを被り自己最多の46試合に出場。とりわけ有原航平投手との相性は抜群であり、内外角を的確に出し入れする配球で有原投手の持ち味を引き出し、かつての新人王のさらなる進化に一役買った。しかし、2020年は打率.143と振るわず、出場は17試合にとどまった。
北海道日本ハムの帝京高校出身者といえば、芝草宇宙氏、森本稀哲氏、杉谷拳士選手、松本剛選手といった、主力として存在感を示した選手が多く存在。森本氏や杉谷選手のように明るいキャラクターの選手が多い中で、イケメンの頭脳派として異彩を放つ石川亮選手。2021年は攻守ともに存在感を見せ、チームの“帝京ブランド”に新たな1ページを刻めるか。
【2020年一軍成績】
17試合 22打席3安打0本塁打1打点 打率.143 出塁率.143 OPS.333
(2021/2/4追記)
文・望月遼太
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