あの試合の、あの感動をフルイニングでもう一度
「パーソル パ・リーグTV」は、「パ・リーグ プレイバック」としてパ・リーグの記録に、そしてファンの記憶に残る試合をまとめた特設ページを開設。2012年から2019年まで順次動画をアップしている。最近ファンになった方も、ずっと前からファンの方も思い出のあの試合を振り返ってみてはいかがだろうか。
今回は2012年から2014年までのオリックスと福岡ソフトバンクの印象的な3試合をピックアップ。その他の試合も、「パ・リーグ プレイバック」特設ページでチェックだ。
海を渡ったスターの初本塁打、メモリアル試合の劇的な一発も! 北海道日本ハムファイターズ2012〜2014 ピックアップ
2012年9月28日 対埼玉西武戦
2位・埼玉西武との優勝をかけた大一番。この年、最優秀選手に選ばれた吉川光夫投手が埼玉西武打線をわずか2安打1四球に抑え込む快投を披露し完封。打線は4番・中田翔選手が2本塁打5打点と大活躍を見せ、最高の結果で優勝へのマジックを4とした。
2013年7月10日 対楽天戦
同点で迎えた4回表、アブレイユ選手のタイムリーで逆転すると、なおも1死3塁のチャンスで当時ルーキーの大谷翔平選手(現・エンゼルス)がプロ初となる特大の2ランを放ち、4対1と一気に流れを引き寄せる。3リードのまま迎えた9回裏には守護神・武田久投手が登板。プロ11人目の150セーブを達成した。
2014年9月30日 対埼玉西武戦
この日は、稲葉篤紀選手(現・侍ジャパン監督)のメモリアルイベントが行われた。試合は2対3と1点ビハインドで迎えた7回裏、2死2塁で打席には稲葉選手。一発出れば逆転の好機でスタンドのファンがタオルを掲げ、「稲葉ジャンプ」で本拠地・札幌ドームを揺らす。そして稲葉選手は初球をとらえると歓声あふれるライトスタンドへと運んだ。
「パ・リーグ プレイバック」北海道日本ハム特設ページ
何度でも見たい初優勝の歓喜から、新エースの初完封まで 東北楽天ゴールデンイーグルス2012-2014 ピックアップ
2012年9月24日 対福岡ソフトバンク戦
楽天・田中将大投手、福岡ソフトバンク・攝津正投手の両エースの投げ合いで始まった試合は息の詰まる投手戦になる。摂津投手が8回9三振、田中投手が9回13三振と2人合わせて21三振と奪三振ショーで試合は1対1で延長戦へ。そして10回裏、キャプテンの松井稼頭央選手(現・埼玉西武二軍監督)が2ランを放ち、終止符を打った。
2013年9月26日 対埼玉西武戦
マジック対象の千葉ロッテが敗れ、楽天が勝利すれば優勝、という一戦。2点ビハインドで迎えた7回表、ジョーンズ選手が2死満塁から走者一掃の逆転打を放つ。そして千葉ロッテが敗戦し、9回裏には無敗のエース・田中将大投手が上がった。2死2,3塁とピンチを招いたが、最後はこの年打点王に輝いた浅村栄斗選手(現・楽天)を空振り三振に打ち取り、球団史上初のパ・リーグ優勝を決めた。
2014年4月18日 対北海道日本ハム戦
この日の先発は2年目・則本昂大投手。立ち上がりから安定した投球でアウトを積み重ねると、打線も隙を逃さず3回裏に3点を先制。さらに4回裏には一挙7得点を則本投手にプレゼント。大量援護をもらった則本投手はこのままプロ初完封を達成した。この試合から始まり、則本投手は25年ぶりの快挙となるシーズン7完封勝利を挙げた。
「パ・リーグ プレイバック」楽天イーグルス特設ページ
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