3月3日、福岡PayPayドームで福岡ソフトバンクと東京ヤクルトのオープン戦が13時から行われる。阪神との2連戦を1勝1敗で終えた福岡ソフトバンクは、東京ヤクルトとの3連戦を本拠地で迎える。

　福岡ソフトバンクは4番に座る新戦力のバレンティン選手がオープン戦ではここまでOPS1.375と好調。同じく外国人選手であるデスパイネ選手、グラシアル選手との共演で打線の厚みが増すだろう。古巣である東京ヤクルトとの試合でも豪快な打撃を見せたい。

　外国人選手にもスポットが当たる中、注目したいのがリチャード選手だ。2019年オフに台湾ウインターリーグに参加してタイトルを獲得、さらには埼玉西武の主砲・山川穂高選手に弟子入りし、バッティングを磨いた。迎えた今季は育成ながらA班に帯同。オープン戦でも一発を放つなど、支配下登録も夢ではない。可能性を秘めた大器の活躍は要チェックだ。

文・石川花織

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