「ただただ好きな選手を語らせてほしい」。そんな社内リクエストを受けて、始まりました『こじらせ選手図鑑』。「たまらない」「かっこいい」「素敵」が連発され、拙い語彙力に思うところもあるかもしれませんが、この連載だけは許してください。そしてどうか温かい目で見守ってください。(パ・リーグインサイト編集長・E)
※上記イラストは2019年時点のものです
日々、野球のユニフォームに可能性と魅力を感じている私ですが、その中でも個人的に着こなしが最も美しいと思うのが今回紹介させていただく加藤翔平選手。私が今一番注目している選手です。
オールドスタイルの印象が強い千葉ロッテマリーンズの一員である彼も、例に漏れずオールドスタイルなのですが、全体的にユニフォームをタイトに着こなしており、彼の長所である「足の速さ」を視覚化したようなスタイリッシュさが特徴的です。
流行で着崩されたりもする野球のユニフォームですが、彼の場合は恐らく自分のスタイルがあって、それを一貫している感じが本当に見ていてたまらないですね。
プロ野球スイッチヒッター陣の中でも珍しい両耳ヘルメットを使用してるのもまた素敵です。
本人がポイントカラーで使用している赤色もピンストライプやモノトーンのユニフォームと相性が良く大変映えます。そもそも赤色が似合う顔をしている(主観)ので、赤がメインカラーの千葉ユニなんかもそれは似合うんですよね。
思い返せばブルーを基調としたマリンフェスタユニなんかも似合っていたので、ようはなんでも似合うんでしょうね。パーソナルカラーという概念がないのか。
2019年シーズン、後半戦でなかなか思うような結果が出せなかった加藤選手ですが、前半戦では「おっ」と思わせるような活躍をしていたのをロッテファンの皆さんは覚えていると思います(2019年のパ・リーグ第一号HRも彼でした)。
きっとどこかで爆発するぞ、そういった期待を持たせてくれる、ワクワクさせてくれるのが加藤選手の魅力だと思っています。振り回されているとも言いますが……。控えめにガッツポーズする姿、急に飛び出すホームラン、はやく見たいです。
加藤選手の今後の活躍に期待しています! ぜひマリーンズ戦を観戦する際は外野に注目してみてください。
「ヴィーナスの誕生」みたいな美しい姿勢で外野に立っている彼がいますので。
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