2月13日、北海道日本ハム対楽天の練習試合がタピックスタジアム名護で行われた。強風の中で行われた試合は、両チームの投手陣による粘りの投球でロースコアで展開され、2対1で楽天が北海道日本ハムに勝利した。
北海道日本ハム先発・金子弌大投手と楽天・石橋良太投手の両先発が2イニングを無失点に抑える好投で試合は始まった。試合が動いたのは3回表、先頭の太田光選手が高々と打ち上げた打球は左翼席に飛び込む先制ソロに。この回から登板した加藤貴之投手を捉えて楽天が1点の先制に成功した。
両軍投手陣の好投もあり、試合は5回まで静かに進んだが、6回表に北海道日本ハム3番手の吉田侑樹投手が捕まった。楽天は2死からドラ1ルーキーの小深田大翔選手が右安打で出塁すると、代打の和田恋選手が放った打球が外野を転々とする間に本塁に生還。2対0と点差を広げた。
なんとか反撃に転じたい北海道日本ハムは最終回。この回先頭の石井一成選手が渡邊佑樹投手から右翼席へソロを放ち、土壇場で1点差に詰め寄るも追撃はならず2対1で試合終了。
勝利を収めた楽天は、太田選手と和田選手が長打でアピールに成功。投手陣も5投手の継投でで1失点と上々の仕上がりを見せた。一方、敗れた北海道日本ハムは打線が6安打もつながりを欠き、キャンプ後半での課題の克服が求められる結果となった。
123456789 計
楽 001001000 2
日 000000001 1
楽 石橋良太-釜田佳直-〇藤平尚真-寺岡寛治-渡邊佑樹
日 金子弌大-●加藤貴之-堀瑞輝-吉田侑樹-鈴木遼太郎
文・須之内海
◇春季キャンプ・練習試合・オープン戦の中継を観るなら「パーソル パ・リーグTV」で!
人気記事
・2月13日福岡ソフトバンク紅白戦結果
・2月13日埼玉西武紅白戦結果
・パ・リーグ6球団の「控え捕手」事情
・三振の数は好成績につながる?
・「制球難」は間違い?暴投プロファイル
記事提供: