古谷優人が150キロ超連発で2回0封、甲斐拓也&真砂勇介にHRも! H紅白戦

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2020.2.13(木) 15:23

福岡ソフトバンクホークス・古谷優人投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・古谷優人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 2月13日、5イニング制で行われた福岡ソフトバンクホークスの紅白戦は2対2の引き分けに。勝敗は決しなかったが、今季初の実戦は若鷹たちのアピールの場となった。

 白組先発の古谷優人投手は初回、紅組3番の釜元豪選手をこの日最速の153km/h直球で見逃し三振に抑えると、2回表も150km/h超を連発。2イニングをパーフェクトピッチングで、持ち前の快速球を首脳陣に見せつける。

 対する紅組の先発は、尾形崇斗投手。ウインターリーグで結果を残した注目の育成右腕は2回裏、6番・甲斐拓也選手に高めの直球を左中間に運ばれ、2ランを許すも、続く7番・上林誠知選手、8番・柳町達選手を2者連続三振で切り抜け、2回3奪三振2失点の内容でマウンドを降りた。

 追いかける紅組は3回表、白組2番手の松田遼馬投手から1番・牧原大成選手の安打などで2死2,3塁の好機を作ると、2番・川島慶三選手の中前適時打で1点を返し、1対2とする。続く4回表には、真砂勇介選手がバックスクリーンに豪快な一発を運び、2対2と同点に追いついた。

 対する白組は、育成からの注目株・砂川リチャード選手がフェンス直撃の三塁打で怪力を見せつけ、見せ場を作るも、ここは紅組2番手の泉圭輔投手が無失点で切り抜ける。最終回となる5回は、白組の松本裕樹投手、紅組の川原弘之投手が無失点で抑え、2対2で試合終了。今季初の紅白戦は引き分けで終わった。

 投手陣では、最速160km/h左腕の古谷投手が2回を完全投球。尾形投手も制球にバラつきはあったものの、随所に良い球が決まるシーンも見られ、3奪三振を記録した。また、2014年のドラ1・松本投手も最速151km/hをマークし、1回無失点の好投を披露した。

 野手陣では、甲斐選手が本塁打を含むマルチで好調をアピール。真砂選手も本塁打を放ち、自慢の長打力を見せつけた。また、ドラフト1位ルーキーの佐藤直樹選手は1安打1四球としぶとい働きで好スタートを切った。

  12345 計
紅 00110 2
白 02000 2

紅 尾形-泉-川原
白 古谷-松田遼-松本

文・岩井淳

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