【MLB】大谷翔平が見せた被弾後の修正能力 女房役は脱帽「感銘的」「アメージング」

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2018.4.3(火) 14:26

メジャー初登板で初勝利を挙げたエンゼルス・大谷翔平選手
メジャー初登板で初勝利を挙げたエンゼルス・大谷翔平選手

昨季ゴールドグラブ賞のマルドナード「今、適応する過程にある」

エンゼルスの大谷翔平選手は1日(日本時間2日)、敵地でのアスレチックス戦でメジャー初先発初勝利を飾った。6回を3安打3失点(自責3)というクオリティスタートとなったが、女房役を務めたマーティン・マルドナード捕手は2回の3失点から立ち上がった右腕の修正力を「アメージング」と絶賛している。

開幕戦だった3月29日(同30日)に打者デビューを果たした大谷選手が、ついにメジャー初先発のマウンドを踏みしめた。正式に“二刀流"デビューした大谷選手は、2点リードの2回1死1,2塁の場面でチャップマン選手に左中間へ逆転3ランを運ばれた。

だが、ここからが真骨頂だった。最速100マイル(約160キロ)の速球と低めに落ちるスプリットを武器に、無双モードに突入。3回を3者凡退。4回には1死からジョイス選手に初四球を与えるが、後続を打ち取り無失点。5回と6回も3者凡退とした。

6回に味方打線が再逆転し、白星を手にした大谷選手。コンビを組んだマルドナード捕手は日本人右腕の被弾後の修正力に驚嘆していた。

「アメージングだよ。打たれた後は、よりアグレッシブにストライクゾーンを攻めた。(被弾は)スライダーが甘く入ったけれど、その後の打者たちを打ち取ったのは感銘的だった」

昨季のゴールドグラブ賞受賞キャッチャーはこう絶賛する。

この日は宝刀スプリットが冴え、初回のオルソン選手をはじめ何度もバットで空を斬らせた。アリゾナでのキャンプ中はマイナー相手の試合ですら制球に苦しんだ決め球だったが、この日は息を吹き返した。

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