オリックス・T-岡田、スコアボード直撃含む柵越え17本! 復活の号砲に指揮官「すごく内容良かった」

Full-Count 橋本健吾

2020.2.3(月) 21:08

ランチ特打で17本の柵越えを披露したオリックス・T-岡田※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
ランチ特打で17本の柵越えを披露したオリックス・T-岡田※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

ランチ特打でスコアボード直撃を含む柵越え17本「昨年に比べてもいい感じで打てている

 オリックスのT-岡田外野手が宮崎キャンプ3日目となった3日、ランチ特打で17本の柵越えを披露した。スコアボード直撃を含む豪快な一発で猛アピールした和製大砲に西村監督も「すごく内容がよかった。野手を引っ張っていってほしいね」と、完全復活を期待した。

 吉田正と並んで行われたランチ特打。高々と舞い上がった打球が何度もスタンドに消えていった。スコアボートを直撃するなど17本の柵越えを見せたT-岡田は「バランス、トップの位置、ポイントを意識して。昨年に比べてもいい感じて打てている」と手応えを口にした。

 昨年はレギュラー定着後、最少となる20試合の出場にとどまり打率.120、1本塁打、2打点。オフにはプエルトリコのウインターリーグに参加するなど復活を目指す2010年の本塁打王。自らの立ち位置はわかっているが「あとは自分がやるだけ」と、無駄な焦りは微塵もない。

 チームの課題は得点力不足。順調な調整を見せるT-岡田に西村監督も「凄く内容が良かった。去年の成績が悪い中で本人も自覚をもってやっている。安達と2人で野手陣を引っ張っていってほしい」と、満面の笑み。和製大砲が復活しラインナップに加わればジョーンズ、吉田正らとの強力クリーンアップが完成する。

 DH、一塁はモヤ、新助っ人のロドリゲスら激戦区となるが「その辺もわかっていると思う。継続してしっかり結果を残していってほしい」と指揮官。6年ぶりのAクラスを目指すオリックスに背番号「55」の復活は必要不可欠だ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

記事提供:Full-Count

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