2019年シーズン終了からはや1カ月。今シーズンもさまざまな好プレーや珍プレーが生まれ、多くの観衆を魅了した。そんなあまたのプレーの中でも、特にファンに人気だったのはどのプレーなのか。そこで今回、「パーソル パ・リーグTV」で人気だった動画を独自に集計し、2019年シーズンの上位10本を前編・後編に分けてランキング形式で紹介。人気を集めた動画とともに、今季を振り返ってみてはいかがだろうか。
10位から4位までは前編で!
3位 劇的サヨナラ弾→鮮やかバク宙でホームイン
今回のランキングで9位に選出された今宮健太選手のファインプレー直後、同点で迎えた10回裏の出来事。福岡ソフトバンクは連打で無死1,3塁の好機を得ると、打席には明石健志選手。4球目を振り抜くと、鋭い打球は右翼ポールに直撃するサヨナラ3ランとなり、ダイヤモンドを一周した明石選手はバク宙でホームイン。秋山幸二氏が1986年の日本シリーズで披露したパフォーマンスを彷彿させるプレーに関心が集まった。
2位 台湾の至宝に注目高! 第1号アーチが2位に
今季から北海道日本ハムに加入した王柏融選手が2位にランクインした。4月17日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第5回戦。北海道日本ハムが3点を追う7回表、1死3塁の好機で王選手が打席に立つと、外角の直球を捉えた打球は右中間スタンドに飛び込む来日1号アーチに。
この試合の王選手は、4打数4安打3打点の大活躍で「大王」の実力を遺憾なく発揮した。そのほか、4月10日に放った延長戦での決勝適時打や、6月14日の巨人戦での決勝2ランが高い人気を集めた。
1位 スギノール爆誕! 左右両打席弾が堂々の1位
堂々の1位はこの人だった。5月23日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第12回戦は、杉谷拳士選手の犠飛でファイターズが先制するも、その後イーグルスに追い付かれる。
それでも中田翔選手の2ランで再度勝ち越して迎えた5回裏、1死走者無しで、右打席に立った杉谷選手が10球目を捉えると打球は左中間スタンドへ。この第1号ソロが今季最多の再生回数をたたき出した。続く6回裏には左打席に立つと、2打席連発となる2ランを放ち、左右両打席本塁打を達成。こちらの動画も人気を集めた。
「パーソル パ・リーグTV」では、球場を沸かせる好プレーから、思わずクスっとくる珍プレーまで、さまざまなシーンをアーカイブ。オフシーズンは「パーソル パ・リーグTV」で今シーズンを振り返りながら過ごすのも良いかもしれない。
文・山下虎太郎
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