
オリックス・頓宮裕真捕手(29)が来季中の復帰を目指し、右膝の手術を受けることが6日、分かった。2月11日の紅白戦で本塁打を放った際に右膝の裏を痛めて離脱。一時は実戦復帰ができるまでに回復したが、5月29日の2軍・日本ハム戦(杉本商事BS)を最後に、再び症状を悪化させていた。
6月以降は複数の病院で診察や検査を受け、最善の道を模索してきた。けがや痛みに強いタイプだが、最近は軽いランニングにも影響が出るほどだった。手術は軽度ではないとみられ、今季中は不在の見通し。4位からの浮上を期すチームにとって痛恨だが、頓宮自身は現実と向き合った。
「僕の意思を理解し、サポートしてくださった球団や、トレーナーの方には感謝しかありません。今よりいいパフォーマンスが出せることを信じています」。23年は打率3割7厘で首位打者に輝き、岸田監督の1年目だった昨年は主将を全う。球団側と話し合いを重ね、思いが一致した。
完全復活に向け「悔しいですけど、やっぱり野球をやりたい。新しいスタイルをつくっていくしかないと思っています」と前を向いた。まだ29歳。苦難を乗り越え、強くなった姿で戻る。