
◆パ・リーグ ソフトバンク5―2オリックス(25日・みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・鈴木豪は腹を決めた。出番は2―2の6回1死満塁だ。若月を初球のカットボールで二ゴロ併殺。直後に打線が3点を勝ち越し、白星が転がり込んできた。23年6月18日の阪神戦(甲子園)で同僚の大津が記録して以来、史上3人目となる新人での1球プロ初勝利。「(大津以来とは)知らなかったです。何かいい物をもらえたら…」と普段から親交のある先輩におねだりした。
即戦力として昨年のドラフト3位で入団。最近は評価を上げ、倉野投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーターからも「勝ち試合でもいくぞ」と伝えられていた。期待に応え、9試合連続無失点。「僕が出てきたら点は取れない、と思われる投手になりたい」と尽きない向上心をのぞかせた。
小久保監督もうなずいた。「勝ちパターンになるくらいの目標を持ってほしい」。ルーキー右腕の火消しもあり、首位・西武に1・5差と接近。若タカの勢いが欠かせなくなってきた。(森口 登生)
◆鈴木 豪太(すずき・ごうた)2003年8月31日、滋賀県生まれ。22歳。東海大静岡翔洋から大商大を経て、25年のドラフト3位でソフトバンク入団。175センチ、86キロ。右投右打。