【オリックス】渡部遼人外野手「今はすごく楽しい」打率.395!初回先頭安打から俊足見せ先制ホーム オフのピラティス効果着々

スポーツ報知

1回無死、中前安打を放つ渡部遼人(カメラ・木戸 裕也)

◆パ・リーグ オリックス4―2日本ハム(25日・京セラドーム大阪)

 オリックス・渡部遼人外野手(26)が好調のオリックスをけん引している。25日の日本ハム戦(京セラD)も「1番・中堅」で先発し、先頭の初回に中前安打。先制のホームを踏んだ。規定打席には及ばないが、打率は3割9分5厘で、すでにプロ初を含む2本のアーチもマーク。プロ5年目の俊足外野手がレギュラー定着へ猛アピールを続けている。

 渡部が電光石火の先制劇を呼び込んだ。初回先頭、フルカウントから日本ハム・北山の152キロの直球を捉え、中前打で出塁。1死から西川の右前打で一気に三塁へ駆けると、続く太田の右翼線二塁打で生還した。絶好調のバットと、自慢の快足で快勝の流れを演出。「甘く来たらちゃんと仕留められるようにと思っていた。先頭での出塁は意識していた」と、リードオフマンとしての貢献に胸を張った。

 25年は主に代走や守備固めで51試合に出場したが、年間を通して下半身のコンディションに不安を抱えながらプレー。「何かを変えたい」とオフに通うことが恒例となった都内の運動施設「トータルワークアウト」では、新たにピラティスを学んだ。「特に足の裏をメインで意識して、そこから力を生み出せるように練習した。バランスが確実に良くなっている」と、打力向上につながっていることを実感。先発出場が続くなかでは「飯を食えよ、ちゃんと寝ろよ!」と、川島1軍打撃コーチからの激励も励みになっている。

 チームは京セラDで球団新記録となる10連勝を飾り、今季最多の貯金6で首位をキープ。同じ外野を守る広岡、杉沢らが離脱するなか、岸田監督は「しっかり準備をしていたから、少ないチャンスをつかめた」と背番号0の働きを評価した。「僕が塁に出ることで(次打者の)ヒットゾーンも広がると思うし、相手にプレッシャーをかけられたら。今はすごく楽しいです」と、フルで出場する喜びを実感する渡部。3年ぶり覇権奪回を目指す岸田オリックスに、新たな息吹を注ぎ込む。(南部 俊太)

 ◆渡部 遼人(わたなべ・はると)

 ▼生まれとサイズ 1999年9月2日、東京都生まれ。26歳。171センチ、72キロ。左投左打

 ▼主な球歴 桐光学園(神奈川)では甲子園出場なし。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、4年秋にベストナイン。21年ドラフト4位でオリックス入団し、通算成績は179試合で打率2割1分5厘、2本塁打、13打点、16盗塁。推定年俸1700万円

 ▼失敗しない男 慶大時代の異名。50メートル走5秒9の俊足を生かし、4年間で失敗ゼロの24盗塁をマークした

 ▼好きな言葉 而今(じこん)。過去や未来にとらわれず、今をただ精いっぱい生きるという意味

 ▼目標の選手 阪神・近本光司

 ▼プロでの目標 ゴールデン・グラブ賞

記事提供:スポーツ報知(別ウィンドウで開く)

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【オリックス】渡部遼人外野手「今はすごく楽しい」打率.395!初回先頭安打から俊足見せ先制ホーム オフのピラティス効果着々