【楽天】前田健太、日米のマウンドの違いは「関係ない」 5年ぶり5四球 11年ぶり日本球界登板は5回途中2失点で黒星

スポーツ報知

2回無死、柳田悠岐に力投する前田健太(カメラ・山崎 賢人)

◆パ・リーグ 楽天2―4ソフトバンク(31日・楽天モバイル)

 楽天・前田健太投手(37)が31日、ホーム開幕戦となるソフトバンク戦に先発したが、4回0/3を5安打2失点で敗戦投手となり、広島時代の15年9月19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、日本球界では3846日ぶりの黒星が記録された。5四球は右肘手術前、ツインズに所属していた21年6月以来、約5年ぶりだった。

 この日は15年10月7日の中日戦(マツダ)以来、3828日ぶりに日本の公式戦マウンドだった。勝てば3833日ぶりの白星だったが、次回以降にお預け。試合後に取材に応じ「ボール球が多くて、四球も多かった。リズムがつくれなかったことは申し訳ないです。自分で走者をためて苦しめてしまった。そこがちょっと悔やまれるところですね」と振り返った。

 この日の仙台は朝から雨模様だったが、午後4時1分の試合開始時にはやんでいた。初回。前田健は3者凡退と好発進。2回は先頭の4番・柳田に左前打を許して初めて走者を背負った。山川に四球、栗原には右前打を浴びて無死満塁。しかし、7番・野村の三直が野手の正面に飛び、三塁走者・柳田が戻りきれず。幸運な併殺で2死一、二塁とし、海野を空振り三振で得点を与えなかった。

 1点の援護をもらった直後の3回。1死から安打と四球で一、二塁と再び得点圏に走者を背負った。2死から同じ「88年世代」の柳田には147キロ直球を捉えられ、右前適時打とされた。4回は1死満塁から周東に勝ち越しの左犠飛を献上。ここで日米通算では史上7人目の通算2500投球回に到達したが、悔しい記録達成の瞬間だった。5回も続投したが、先頭の柳町にストレートの四球で降板した。

 昨季までメジャーでプレーした日米通算165勝右腕だが、この日は83球のうちストライク44球、ボール39球でストライク率は約53%と制球に苦しんだ。米国とは硬さなどの異なるマウンドを気にするしぐさも見られた。また、この日は直球系のボールが16球だけ。スライダー、チェンジアップを多投する変化球主体の投球だった。「(マウンドは)気にしないようにしないといけない。僕だけではないので、そこはあんまり(今日の投球とは)関係ない」と言い訳はしなかった。

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